先日はチームラボが手掛ける、光の祭りに行ってまいりました。
チームラボというのはデジタル技術を駆使した「デジタルアート」の先駆者でありまして、今では世界各地で活躍されている会社です。
そんなチームラボさんが福山で手掛けられたとなると、見に行かないわけにはいかないでしょう。ということで行ってまいりました。
こういった学びはイベントやブース演出、集客や満足度につながるので「良い悪いの感度」を磨くためにも欠かせません。
因みにチームラボさんが大切にしているコンセプトは「コミュニケーション」だと認識していますので、来場者としてどのような感情でコミュニケーションが発生するのかを意識しながら会場を周らせていただきました。
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ここから会場の様子をお届けします。
まず入口から入って歩いていくと神秘的なBGMが聞こえてきます。
完全に空間デザインですね。
今思えばですが、どの会場を歩いてもBGMが途切れることなく自然とつながっていたと思います。
(一体の空間デザインとして評価されている部分)
下の写真は最初の卵のような物体が置いてあるところです。
子供たちが楽しそうに卵を揺らしています。
その隣には福山城のライトアップ。
少し歩くと広場になり、更に大きな卵たちが配置されています。
(メイン広場)
子供たちが不思議に触っていたり。
この卵がとにかくコミュニケーションを生んでいました。
その場で楽しんでいるだけでなく、かならず写真を撮って「思い出」にもしています。
きっと帰っても思い出話をするのでしょう。
次に城壁へ会場を移します。
プロジェクションマッピングの演出。
この花柄はどこか浴衣の連想から和を感じることができたり、華やかさがあるので秀逸な表現に。
(ちなみにここの空間はトラなどの鳴き声が鳴いています)
城壁をぐるっと回ってみると、次は謎の行列が。
面白い空間でした。
正月やお祭りをイメージさせる行列。
見ている子供たちはこのウサギたちと一緒にジャンプしていたり。
登場人物は動物や人間が混ざっています。
人も動物も一緒に進んでいる様子。
すごく不思議だったのですが、複数のプロジェクションマッピングを組み合わせて鳥獣戯画のような絵を動かしていたのですが、すべての動きが途切れることなく続いていて不思議、、、。
(途切れることなく映像を映していることにもなかなか気が付かないと思います)
どうやっているんだろう、答えは分からぬまま最後の会場に足を運びます。
最後は福山城に精通する武将やその時代の武将の塗り絵コーナーです。
塗り絵を機械でスキャンすると自分だけのキャラクターが映像に映し出される仕組みです。
子供たちオリジナルのキャラクターが映像に映し出される分けですから、親はワクワク状態です。
子供たちのキラキラした目を見ながら親御さんたちは嬉しそう。
最後にオリジナルの缶バッジを作って帰ることもできるとのことです。
因みに会場外ではチームラボ企画で、飲食ブースやイルミネーションコーナーを設けておられました。
以上、
とにかく子供たちの思い出になるような演出が施されていた「福山城光の祭り」でした。