安芸津駅の未来を考えるワークショップ


昨日は、JR西日本さんや地域、行政の方々と一緒に、
「安芸津駅のこれからを考える駅会議」が開かれました。



駅はもともと、人やモノの“移動のハブ”としてつくられた場所。
でも実際には、
・建物や空間が地域らしさを映す「愛着の起点」
・人の流れだけでなく、関係の流れが生まれる場所
・地域文化を伝える「ショーケース」
としての役割も感じます。

いずれにしても資源の限られた地域では、まずまちのシンボルをどうつくるかが大切。
そしてシンボルとなりやすいのは、駅や公共施設のような「地域の顔」であり、その在り方が今問われているのだと思います。

一方で、古い駅舎は維持費や改修費など現実的な課題もあります。実際にこれまで他の地域では駅舎のコンパクト化が進められてきました。
ですが、地域の想いがのった方がいいのではということでJRさんがワークショップを進めておられます。

私としてはこれからの駅は、行き交う希望の象徴であり、コミュニティや活動が交わる交差点のような存在に。
駅そのものがまちの物語を伝え、「この駅を見ると、この町が浮かぶ」そんな風に感じてもらえる駅が良いのではと思います。

駅を「通り過ぎる場所」ではなく、
地域の想いが宿る“行き交う希望”の場所にしていきたいですね。